恒例の、2019年度の私の選んだワーストテンを発表します。例年の通り、単に出来の悪い作品よりも、期待している作家がその期待を大きく裏切った場合に、厳しく採点しているケースがあります。対象期間はベスト20と同様、2019年1月〜12月大阪公開作品。ただし前年末に公開されたが、年明けに鑑賞した作品も入れる場合もあります。
では発表します。
順位 |
作 品 名 | 監 督 |
1 | ブラック校則 | 菅原 伸太郎 |
2 | Diner/ダイナー | 蜷川 実花 |
3 | 十二人の死にたい子どもたち | 堤 幸彦 |
4 | 台風家族 | 市井 昌秀 |
5 | 葬式の名人 | 樋口 尚文 |
6 | パラレルワールド・ラブストーリー | 森 義隆 |
7 | 空母いぶき | 若松 節朗 |
8 | バースデー・ワンダーランド | 原 恵一 |
9 | タロウのバカ | 大森 立嗣 |
10 | イソップの思うツボ | 上田慎一郎、中泉裕矢、浅沼直也 |
次 |
記憶にございません! | 三谷 幸喜 |
1位は「ブラック校則」。壁に落書きして大人批判してるつもり?出演者の演技もヘタクソ。 ※感想は後日。
2位の「Diner/ダイナー」。テンポ悪く冗長。蜷川監督にアクションは無理か。 ※感想は後日。
3位は「十二人の死にたい子どもたち」。全然面白くない。さすが堤幸彦(笑)。 ※感想は後日。
4位「台風家族」。オレオレ詐欺で銀行強盗しますか? ※感想は後日。
5位「葬式の名人」。学校の食堂で葬式しますか? ※感想は後日。
6位「パラレルワールド・ラブストーリー」。東野圭吾のSFジャンルものはどれも映像化するとボロが出る。 ※感想は後日。
7位「空母いぶき」。詳しくは作品評をお読みください。
8位「バースデー・ワンダーランド」。期待の原恵一監督にしてはガッカリ。 ※感想は後日。
9位「タロウのバカ」。身障者に対する配慮なさすぎ。何が言いたい? ※感想は後日。
10位「イソップの思うツボ」。アイデアをまるで生かせていない脚本がダメ。 ※感想は後日。
なんと全部日本映画が占めてしまいました。全体に言えるのは、どれも脚本が酷い。昔はプログラム・ピクチャーでもいい脚本家が大勢いたのに。困った事です。
今年度もまた、個々の作品の寸評を書く時間が取れず、簡単なコメントだけになってしまいました。そのうちもう少し長い寸評を仕上げるつもりですので、もうしばらくお待ちください。
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